デキストリンは、でん粉を原料に酵素で加水分解、粉末化したものです。粉末化基材、増量剤として粉末状の食品に多く使用されています。
でん粉を酵素で液化・糖化し噴霧乾燥した非結晶性粉末です。DEの違いにより、水飴、デキストリン、粉飴に分類されます。
※ DE(Dextrose Equivalent)とは、ぶどう糖を100とした場合の液糖の持つ還元力を固形分当たりに換算した、加水分解の程度を表す数値です。
相対甘味度が10以下の低甘味素材であるため、増量剤として利用可能です。
低DEなデキストリンほど甘味は少なくなります
増粘効果があるため、適度なボディ感付与や乳化安定性向上効果が得られます。
低DEなデキストリンほど粘性は高くなります
皮膜形成性が優れているため、食品の酸化防止や乾燥防止の効果が得られます。
低DEなデキストリンほど被膜効果が高くなります
低分子成分を含まず浸透性が低いため、低浸透性を求める用途へ利用可能です。
低DEなデキストリンほど浸透性が低くなります
吸湿し難く流動性に優れた粉末であるため、粉末化基材として利用可能です。
低DEなデキストリンほど吸湿し難い粉末になります
デキストリンは、でん粉をDE20以下に加水分解し、精製・粉末化したものです。水にきわめて溶けやすく透明・高粘調でわずかな甘味を有しています。溶解したとき最も粘度の高いNSD100から最も粘度の低いNSD700まで、DEの異なる4タイプがあります。
造粒デキストリンはデキストリンの微粉末同士を水で結着・顆粒化させたものです。当社の一般的なNSDシリーズよりも溶解性、分散性、飛散防止性、流動性、保油性に優れています。
粉飴は、DE20~45程度まで加水分解し精製・粉末化したものです。増量剤、こく味付け、艶出し、粉末化基剤として利用できます。
水飴は砂糖、異性化液糖に次いで需要の多い甘味料です。製造方法や加水分解の程度により甘味や粘度など基礎物性が異なります。
でん粉を酵素加水分解して製造される水飴は、粘度調節、湿潤調節、食感・味質改良、粉末化基剤として各種食品にご利用いただけます。
デキストリンはDEによって特徴が異なります。用途に適したDEを選択してください。
低温の溶液や、粘度のある溶液に対しても速やかに溶解します。それにより溶解に必要な時間や熱量を削減することができます。
粉末デキストリン
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造粒デキストリン
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粉飴
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水飴
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主なマーク
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NSD100
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NSD300
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NSD500
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NSD700
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NSD300A
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NSD300N
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ニポデックス25
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U-2
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形状
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粉末
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液状
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水分
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7.0%以下
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6.0%以下
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4.5%以上 6.0%以下
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4.0%以下
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25%以下
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DE
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8以上 10以下
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10以上 12以下
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12以上 15以下
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17~21
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10以上 12以下
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23以上 27以下
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18~22
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表示例
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デキストリン
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粉飴、粉末水飴
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水飴
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起源原料
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タピオカ
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とうもろこし、馬鈴薯、甘藷、タピオカ
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タピオカ
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とうもろこし、馬鈴薯、甘藷
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荷姿
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20kg紙袋、500kgコンテナバッグ
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20kg紙袋
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25kg缶
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認証など
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ハラール・コーシャ
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